内断熱と外断熱ってどう違うの?

「内断熱」工法とは壁の中に断熱材を入れる工法です。それに対して、「外断熱」工法とは構造材の外側から建物全体を包むように断熱材を貼る工法です。最近では、外断熱の方が内断熱よりも優れているという意見もあるようですが、どちらも一長一短があります。
まず「内断熱」工法の場合、通常、柱と柱の間に断熱材のグラスウールやロックウール、発泡ウレタン拭き付けを施工します。場所的に筋交いのある箇所ですと、断熱材を納めるのに職人さんの技量によって差が出るといわれます。
一方「外断熱」工法は、柱の外側に断熱材を施工します。断熱材には、普通発泡ウレタン系の断熱材を使用する事が多いようです。ただ、外断熱の欠点は施工する厚みに限界があるという事で、専門家の意見では5cmが限界のようですが、5cmでは断熱性能に限界があります。しかし、5cmを超える断熱材を使用すれば外壁がずり下がり、最悪の場合剥がれ落ちる危険性があります。又、外壁に不陸(でこぼこ)が発生しやすい事も知っておくとよいでしょう。
心呼吸の家は、「内断熱工法」で施工しております。